企業を成長させている社長の考え方


大企業、中小企業問わず、企業を成長させている社長とそうでない社長とでは、やはり考え方に大きな違いがあるようです。どんな考え方が企業を成長させるのでしょうか。

どう商品を売るかを考える


A:「どうしてこの商品は売れないのか」
B:「どうしたらこの商品は売れるのか」

どちらの考え方を持つかで成長させられるか否かを大きく左右するといっても過言ではありません。前者は、売れない理由を探しているだけではないでしょうか。売れない理由は幾つもあり、それを理由にしていては、利益を得られず仕事も楽しくなくなるという負のスパイラルに陥ってしまうのが見えます。後者の考え方だと自然と顧客満足の為に努力や工夫をするようになりますし、お客様の喜ぶ姿に嬉しくなって、もっと良い戦略を練る、商品も売れて利益に繋がる、仕事が楽しいというように好循環が生まれるようになるのです。

部下が「どうして無理なのか」という話をすれば、経営者である皆さんは「言い訳」をしていると思うのではないでしょうか。しかし、逆に業績不調時の経営者の方は「どうして商品が売れないのか」「どうして部下が優秀ではないのか」等と考え、後で振り返ると自分自身に言い訳をしていたとおっしゃる方もいらっしゃいます。

ゴールから逆算して戦略を練る

多くの方が目標達成に向けて順序立てて戦略を練っていくものです。しかしこれでは、戦略を練っている途中に目標を見失ってしまう可能性もあります。長期的な戦略を練るのであればなおさらです。例えば、「1年後に1億の利益をつくりたい」と目標を立てるのであれば、そこから逆算して時系列で戦略を練っていきましょう。階段を一歩ずつ上がるような地道な努力かもしれませんが、企業を成長させる社長は、それを実践しているのです。

全ての企業には多くの「問題」があります。経営者の考え方の一つとして、個々の問題に囚われることなく、会社の理想を描き、それと現状とのギャップを会社の課題に設定することで、会社をより迅速に成長させることができます。

不安を文字・数字にする

どんなに意識を高く持とうと思っても、やはり社長も人間です。不安や悩みを持つこともあります。こうした不安や悩みは、漠然としないことが多いです。そんな時は文字・数字にして表します。文字や数字にせず、漠然ともやもやした状態であれば、覚悟して行動する必要もありません。しかし文字・数字にして表せば、はっきりと不安や悩みに気付けるようになります。ただし、覚悟や反省もし、行動もしなければならないでしょう。だからと言って逃げていたのではいけません。会社が成長する為には、まず自分自身が変わり、自分自身が成長することが一番の近道だったと多くの経営者が述べています。こうして自分自身に向き合う勇気を持つことも大切なのです。

中小企業の社長様で経営コンサルティングを受けたい方は、当社をご利用ください。頑張る社長を支援することが我々の使命です。プロの経営コンサルタントが親身になって経営相談を承ります。また、中小企業診断士による経営診断もいたしております。経営診断とは、現状の問題点や今後の経営課題を明確化し、解決の基本方向を示すものです。当社の経営診断を受けていただければ、企業成長の為の具体的な戦略が見えてくるでしょう。そのほか、中小企業向けの営業研修や教育研修も行っています。お会いできるのを楽しみにしております。

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